14.04.25

技術情報

業界初!開発購買・設計者担当者様向け無料設計技術セミナー開催致しました。

国内でVAコストダウンを検討中の設計者・開発購買担当者の皆様へ

太盛工業では国内ものづくり技術振興のため、切削加工から金属射出成形(MIM)への置き換えによる、VA・VE コストダウンを
実現する技術セミナーを、無料にて開催いたします!

本セミナーは金属射出成形の基本はもちろん、こうしたVAコストダウン事例を業種別に詳しくお伝えする、設計者・開発購買担当者の方を対象とした技術セミナーです。
当日は業界別に、実際に太盛工業が手掛けたVAコストダウン成功事例を元に、MIM部品設計のポイントやトラブル防止のポイントなどについてお伝えいたします。

<切削加工から金属射出成形(MIM)への設計変更によるVAコストダウンの一例>

従来は4つの部品を組み合わせて製作していたカム部品(SUS316L) ですが、加工、組立工数等を削減し、MIMによる一体成形で大幅な コストダウンを実現しました。従来上の4つの部品は切削加工によって 作られており、一式で10000円近い高精度のカム部品です。太盛工業 ではこの部品を、MIMによりコストを10分の1以下、1000円以内の コストにまで収めることに成功しました。寸法の精度は100分の1。このワーク(SUS316L)は犠牲樹脂型を用いたMIM成形の手法 により製作されています。内部にR形状のパイプを持つこのような部 品は通常、機械加工で加工することが極めて困難であり、犠牲樹脂 型を利用した、MIMの中でも特殊な手法でなければ加工できない形 状と言えます。設計の可能性が広がる加工手法であると言えます。