よくある質問 

皆さまからお問い合わせいただいたご質問に回答させていただきます。

材料について

Q, 白金など貴金属材料の実績はありますか?

A,もちろんございます。弊社独自のバインダ樹脂系を材質に合わせて開発しております。
また、白金以外にもイリジウム、パラジウム、金、銀系合金も可能です。

Q, 材料は何がMIMでの実績が多いのですか? 

A,SUS材がグレード、使用量共に多いです。次いでTi系合金など、難削材と呼ばれるような機械加工が
困難な材料をMIMに工法転換することでメリットが大きく出るケースが多いです。

Q, 材料レパートリー以外の鋼種でMIMは出来ますか?

A,実績のない新材料を使用する場合。新規に材料の調査検討からする必要があります。
焼結検討、評価、確認のための開発期間、費用等が必要となります。まずはお問合せください。

Q, アルミあるいはアルミ合金のMIMは出来ますか?

A,アルミはMIMとしては、難しい材料です。弊社では、試験的には行なっていますが、量産するにはまだ少し
課題を克服する必要があるので、現状は取扱いしていません。

寸法について

Q, どの程度薄いものが出来ますか?

A,肉厚は、部品の形状にもよりますが、MIMの場合、一般的に0.5mm程度以上が必要です。形状によるところが大きいので図面により検討させていただきます。弊社では0.1mm以下の肉厚の実績があります。

Q, 製品サイズ:<30mmとありますが、もう少し大きなものはどうでしょうか?

A,肉厚や細かい形状等によって、製作可能かどうかの判断が分かれますので、図面等を送っていただければ検討させていただきます。

Q, 寸法精度について教えてください。加工を入れなければならないのでしょうか?

A,一般的には寸法値±0.5%以内というのがMIMの公差になりますが、実際はこの公差の半分程度の実力です。ただし形状によっては、脱脂時や焼結時に変形しやすい製品もありますので、図面を確認する中で、必要な場合は公差緩和の要望を提出させていただきます。

Q, 金ギアの等級はどの程度まで制作可能ですか?

A,我々が最も得意とする極小のギアサイズはJIS規格外ですが、3等級相当のギアまで作製した実績があります。
形状や材質にもよりますので是非一度お問い合わせ下さい。

Q, 表面粗度はどこまで出ますか?

A,使用する鋼種や粉末の粒径にもよりますが、Raで0.2~1.6程度の範囲になります。

数量について

Q, 最大の月産数量は?

A,製品サイズにもよりますが、月産100万個以上の実績もございます。更に多く作製することも可能ですが、金型の増面などイニシャルコストが必要になる場合もございます。

Q, 最低ロット設定はありますか?

A,何個からでも対応いたします。

金型について

Q, 金型は内製ですか?

A,弊社では、協力会社である専門の金型メーカーに依頼しています。

Q, 平均した金型の費用はどのくらいかかるでしょうか?

A,金型費用は製品形状によって大きく変わります。複雑なものであれば、スライド式にしなければならず、その分コストがあがります。単純な割り型であれば100万円前後となります。これも形状によってかなり上下します。

納期について

Q, 標準的な納期は?

A,金型製作に1~1.5ヶ月前後必要です。その後、約2週間で1stサンプルを提出いたします。量産に入った場合は、御希望納期の約1ヶ月前に発注をいただければ、納期どおりの対応が可能です。

検査について

Q, 検査はどのように行いますか?

A,お客様と打合せした内容に基づき、検査を実施します。基本的には、抜き取り検査となります。