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15.06.09
技術情報
東北大学との共同研究成果がAdvenced Scienceに掲載
マイクロとナノの複数の孔サイズを持つ多孔質材料の生産プロセスを確立
- マイクロからナノレベルにわたる高次の孔サイズを持つ多孔質金属を開発
- 和紙を利用した粉末冶金法と簡単な電気化学手法により製作
- 次世代の蓄電池やエネルギーの効率的利用の領域において、幅広い用途・応用展開が可能
JST戦略的創造研究推進事業の一環として、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の藤田武志准教授らと
弊社との共同で、マイクロメートルとナノメートルのそれぞれのレベルで多孔質構造を持つ階層的多孔質金属の
大量生産プロセスを確立しました。
弊社の培ってきた”マイクロポーラス金属”(参考youtube動画)を合金材料にて作製し、
それを東北大学藤田先生の得意とされる電気化学的手法によって脱合金化させ、ナノポーラスの作製に成功。
応用例として、ナノポーラスニッケルを本手法により作製し、高性能なスーパーキャパシタ、水の電気分解における
酸素生成極としても高い性能を誇ることを立証しました。[お問い合わせ]
ナノポーラス材の三次元像
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東北大学